鏡と写真の違い
こんにちは! プラオプ ハセガワです。
さて、鏡についての記事
先回は「鏡はひっくり返って映ってはいないよ」という内容で書きました。
今日は写真との違いについて。
なんで写真と鏡は左右が逆なの?
身だしなみを整える時に鏡を見たりしますが、生活の中で自分の姿を見るのに鏡をよく見ます。
写真でも自分の姿を見ることはできますが、なんか違和感を感じる・・・
それはやっぱり左右がひっくり返っているからでしょうね。
自分がよく見る自分の姿は「鏡に映った自分」
なので、僕は下の写真の「分け目が左」にある「自分」に見慣れているのです。
でも、僕に合ったことがある人には「分け目が右」の下の写真が「僕」なのです。
だから写真で映った自分は左右がひっくり返って見え、違和感を感じるというわけ。
じゃあなんでこうなるのか?
昨日の記事で「鏡文字」について書きました。下の図のようなこと・・・
これと逆の手順で考えれば理解の助けになります。
相手からみたら自分の姿は「鏡で見る自分の姿と逆に見ている」ので・・・
撮られた写真は「相手から見た姿と同じ」に映ります。
撮った写真は撮影者の方が表向きです。それを自分が見るためにはどうしなければいけないでしょうか?
そう、ピラリとひっくり返さなければなりません。
鏡文字は書いた文字を鏡に映すときに裏返す→その裏返った文字が鏡に映っているから裏返しに見える。
これと逆の手順・・・
撮った写真は撮影者にとって見たままに映っている→それを自分で見るために裏返す→裏返っているから鏡とは左右反対に見える。
というわけです。
撮った人が写真をみている状態で裏から透かして見れば、それは鏡で見た姿と同じです。
鏡文字も写真も「見るためにひっくり返すという事をしないと見えない」のです。
だから、ひっくり返ったものをそのまま映している(鏡文字)そのままで映ったものをひっくり返して見ている(自分の写真)のであって、鏡も写真も「なにもひっくり返って映っていない」のです。
スマホのインカメラは自分で自分を映します。
だからそれが鏡のように表示されるほうが違和感はありません。
でも写真として撮影した時、そのままで写れば写真を見た人からするといつもあなたを見ている姿とは左右が逆に映ってしまいます。
だからシャッターを押すと画面に映っている時とは左右が逆になって保存されるのです。
自撮り写真が自分で見て左右が反転しているように見えたとしても、相手にその写真を見せる時、どんな動作をしますか?
相手に向かってスマホをひっくり返して渡しませんか?
その時に仮にスマホが裏から透けていたとしたら、そこに見える画面は鏡に映った自分の姿だし、スマホを正面でみているお友達にもいつものあなたの姿と違わない違和感のない(修正してあれば別かもね)姿に見える・・・というわけです。
ところが、スマホのカメラは普通裏側のメインカメラの方が性能が高いですね。
だから鏡越しに裏のメインカメラで撮影すると撮影された写真は撮った本人には違和感のない写真ですが(いつも鏡で見慣れている姿)それを相手に見せるために写真は裏返しになるので、見慣れない左右が反転した写真になってしまう・・・というわけです。
・・・
本当はここからどこに繋げるかというと、鏡越しにみている景色にも距離があるのよ!ということを書きたかったのですが、昨日の補足になっちゃいました。
次回こそ鏡越しの距離感についてを・・・
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