歴史に敬意を込めたフレーム
天文12年、種子島にポルトガル船が漂着し、
日本に「鉄砲」が伝来した。
ポルトガル人が持ってきた火縄銃を(現代に置き換えれば)1億円で購入し、
刀鍛冶に国産の鉄砲の作製を命じた。
しかし、当時の日本には「ネジ」という観念がなく、
国産の鉄砲の「形」が出来ても、不発や爆発、
爆圧によって失明するなど、失敗の連続だった。
そこで、
ポルトガル人は、ネジの秘密を教える代わりに
お嬢さんの「若狭」をお嫁にもらいたいと提案して来た。
国際結婚がなかった当時、「若狭」の父は猛反対。
しかし、鉄砲作りは難儀していたため、
「若狭」自身が、ポルトガルに嫁ぐと決心したそう。
若狭がポルトガルに嫁いだ事で、ネジの秘密が解明され、
遂に日本人の手によって鉄砲を完成させることができた。
今でこそ、日本ではそこら中でネジを見ることができますが、
500年前の日本には存在していなかった。
現代の日本社会において無くてはならないネジの存在を伝えた女性、
「若狭」に敬意を込めて作られたフレームがあります。
REAL 「若狭」です。
「若狭」が伝えてくれたネジが両テンプルに。
そして、この「若狭」にはもう一つの「思い入れ」があります。
この若狭・グラファイトには、キズにたいへん強いコーティングが施されているんです。
「セラコート」ってご存知ですか?
サバイバルゲームをされる方なら、ビビッと来るかもしれませんね。
アメリカ軍の要請で開発された、キズや熱に強いコートです。
硬度は9、ダイヤモンドに次ぐルビーやサファイヤと同じ硬度で、キズはもちろん、酸、薬品にも強いです。
汗っかきの方や、特殊な環境で作業をされる方におすすめ。
機能的な面でも優れていますが、何より見た目の質感が本当にキレイ。
マットなんだけど、ツヤがあるような。
プラオプには、こちらの1本が入っております。
REALのフレームは手間を惜しまずに、ていねいに作製するため本数が作れません。
気になる方はぜひ、お試しくださいね!
今日はリアルのデザイナー井上氏がご来店されました!
リアルに込められた情熱を熱く語る井上氏と、情熱に引き込まれるナカムラでした!
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