Q&A

  1. HOME
  2. コラム
  3. 【事例紹介】プリズムと遠近両用【普通にできますよ】

【事例紹介】プリズムと遠近両用【普通にできますよ】

こんにちは! プラオプ ハセガワです。

運転が多く日本全国を飛び回るK様。

物が二重に見えたり疲れたりというお困りを抱えておられました。

k様には自力で補いきれない上下の視線ズレがあって、それが原因のようでした。

今使っておられる眼鏡にもそれを補正するプリズム度数が入ってはいるのですが、問題解決には足りていないようです。

ここで心配なのは「個性」として元々持っておられたものなのか、何かしらの疾患が原因で現れたものなのか?です。

しかし、眼科に定期的に通われているということでしたので今のお困りをなるべく減らせる方法を一緒に考えることにしました。

ここで一つ疑問が・・・

K様は以前遠近両用を使っておられた経験があって、それは便利だったという印象があったようですが、前回プリズム度数を処方されたときにプリズムには遠近両用が出来ないといわれたそうです。

結論から申してしまえば、普通にできます。

むしろ、遠近両用が使いにくいと感じておられる方の中には「両目の視線合わせ」が上手くいかないことが原因で、それを補うプリズムを組み込むことで遠近両用が使えるようになったと言うお客様がプラオプには多くいらっしゃいます。

なのでプリズム+遠近両用と言うのは普通の事なのです。ただし、補正した視線ずれを考慮してレンズの中心を適切に設定するなどの技術が必要ですし、正確なフィッティングが重要なのは言うまでもありません。

そんなわけで今回は足りていなかった上下の視線ズレを補正するプリズム度数を組み込んだ遠近両用を、今ご使用の眼鏡のレンズ交換で作製しました!

昨日お渡ししたのですが、「遠方が良く見える」「距離感が分かる」そして運転中に見なければいけないナビも「見える」とおっしゃっていただけました!

久々の遠近で足元の違和感が多少あるようですが、経験があるので直ぐに気にならなくなるはずです。そのまま掛けて帰られました。

特注の場合レンズの仕上がりに一週間ほどかかるのですがご使用中のメガネを預る事が出来ない事があります。その場合は眼鏡の形だけをあらかじめ機械で読んでおいて、レンズを削って用意しておき、ご来店の際に入れ替えるという方法で対応できます。

遠近両用+プリズム、「多くの場合」普通に作れますのでご相談くださいませ!

K様ありがとうございました!安全運転につながる事をねがっております!

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

カテゴリー

アーカイブ