スマホ老眼?
こんばんは! プラオプ ハセガワです。
最近巷でよく耳にする「スマホ老眼」
老眼世代ではないはずの若い人が「近くが見えない!!」という症状をわかりやすく表現した造語です。
いわゆる「老眼」とは近くをみた時のピント合わせが「年齢による水晶体の硬化」が原因で起こる事。
「水晶体」と言われる目の中にあるレンズが歳を重ねたぶんだけ硬くなり、必要な分だけ膨らまなくなってしまうのがいわゆる「老視」の原因です。
だから原因は「水晶体が硬くなる」事。
大して「スマホ老眼」といわれる現象は・・・
「水晶体」が原因ではなく、それを動かす筋肉。ピント合わせの命令を受けて動くはずのピント合わせ筋「毛様体筋」が言う事を聞かなくなる事が原因です。
こう言う現象には本当の名前があって・・・
①調節痙攣
②調節疲労
③調節不全
④調節麻痺
「調節」というのは「ピント合わせ」の事です。
近くを見つづけるというのはこの調節をずっと使い続けると言う事。
筋肉で動いてますから疲れも当然たまります。
疲労が溜まれば力を維持しにくくなるし、それでも頑張れば痙攣をおこして動かなくなっちゃう・・・
何かの原因で動きが悪くなれば十分なピント合わせができない(不全)事もおきるし、病気や薬の副作用なんかで筋肉を動かす指令がうまくいかなければ、または筋肉が反応しなければ「麻痺」してしまう・・・
人の目は基本的に「遠くを見ているとき」に力が抜けて、近くを見る時に色々な力を使うようになっています。
力は筋肉で発生するんですから、酷使すれば疲労が溜まってしまいます。そして過度な疲労は正常な機能を狂わせてしまう・・・
それが「スマホ老眼」といわれる現象の正体です。
スマホの見過ぎで「老眼」になったわけではなく、「ピントが合わせにくくなってしまった状態」を「老眼」に例えているわけです。
「スマホ老眼」と言われる現象(なんで現象ってしつこく言うかといえば老眼ではないから)と本当の「老眼」の違いはその原因を解決さえできれば改善される事です。
そんな方法を次回のネタにして今日はここまで!
では!
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