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視力4.0なんて可能なのか?①

こんばんは!プラオプ ハセガワです。

この間桜が咲いた!とおもったら、もう5月ですって。時が経つのは早いものです。

GWもあっという間に終わってしまいますから、1日1日をジックリ味わいたいものです。

さて、視力。

そりゃあみんな、目がいい方がいいでしょうね。

もしメガネが単純に「視力を上げる道具」だとしたら、どんどんパワーを上げていけば際限なく視力は上がるのか?

視力「4.0」が出るメガネは作れるのか?

そんなお話をしましょうか。

「ピントが合う」その先はあるのか?

近視であれば遠くを見たときに、目の一番奥よりも前の方にピントがズレていてボヤけて見えてしまいます。

メガネは、光を目に入る前に曲げる事で目の奥にピントがピタリと合うようにすることでハッキリと見えるように助けます。

つまりメガネは、目だけでは足りない分を補う道具だという事です。

元々どれだけピントがズレているかは人によって違います。だからみんなメガネの強さは人によって違うのです。

ズレとピッタリのメガネを掛ければピントが目の奥にピッタリと合うようになるわけですが、メガネが強すぎたら今度はピントが目の奥を通り過ぎてしまって結局またボヤけてしまいます。

しかし目にはピント合わせ機能が付いています。これは本当は「手元の物を見るため」に備わった機能なのですが、ピントを前に移動させる方向でしか働きません。

このピント合わせ機能が、強すぎるメガネで通り過ぎてしまったピントを前に戻してくれる事で、また目の奥にシッカリとピントがあった状態を作ることができます。

つまり、「ピントが合う事」が最もよく見える状態なので、メガネをそれ以上に強めてもそれ以上にはなりません。

どんどんメガネを強めていって、とうとうピント合わせ機能の限界を迎えたら、今度はピントが合わせられなくなるのでボヤけてしまうことになる。視力は逆に下がってしまうことになるわけです。

「ピントが合うか合わないか?」という事でいったら、メガネの強さをどんなに強めても視力は際限なく上がるわけでは無いことが分かりましたでしょうか?

次回はもうちょっと詳しく「視力の限界」について書こうと思います。

つづく!

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