いまさらデジタル化について
デジタル化っていうけど、これまた人によって解釈が様々ですね。
いまやメールはもう古く、SNSを使ったコミュニケーションが思った以上に普及していてビジネスをそれで行っていたりとか・・・。
確かにメールだと投げっぱなしですから、相手が読んで帰って来るというタイムラグが生じますけど、SNSなら基本直ぐに反応があるものですから、ビジネスのスピードもとても早くなりますよね。
大事なデータの保存の仕方も、ペーパーレスの電子化ってレベルの話じゃなくて、どうやって保存するか?
パソコンのハードディスクも今や1テラバイトなんて当たり前の時代、私がパソコンいじり始めた時なんてテープレコーダーですからね!
250ギガのハードディスク4台繋いで1テラだ!すげー!とか言ってたのが約10年前?
でも、容量が増えた分だけ壊れたらものすごい量の資産が消し飛んでしまうリスクは増えたわけです。
だからRAIDといって2重3重とコピーをとるような大規模な物を用意するのが当たり前になっていたりしました。
が、
今はクラウドの時代。
つまり、データは自分のパソコンの中ではなくて、どこかに預けてしまう時代になりました。
もちろんセキュリティーの問題とかもあるでしょうが、自前のパソコンにデータを保存しておくよりも安心に、しかもコストを大きくかけずに大容量を確保できます。
それによって何が変化したか?
単にデータの保存だけではなくて、いつでもどこでもそのデータにアクセスする事ができるようになったのです。
つまり、やりかけのお仕事を出先でちょいちょいとやったり、必要なファイルを持ち歩かずにその場で対応できたりと、仕事の仕方、生活の仕方をがらりと変えてしまったわけです。
言われてみれば、ポータブルのハードディスクなんか持ち歩かなくなりました。
アップルが超薄MacBookを出した時、なんと穴が2つしか空いていない(USB-Cが1個とイヤホンジャックだけ)事に不便さを感じるか?といったら実は時代は既にワイヤレスがとても普及していて、インターネットにつながる環境がとても身近になっていたって事を自覚させられました。
つまり、クラウドが前提なのです。
それで思う事は「スマホの存在のデカさ」です。
単なるインターネットにつながる電話ではなくて、起点、キーデバイスになっています。
デジタル化は人と人との物理的な距離を大きく飛び越え、時間さえ跳躍する。
それによってもたらされた物は、余裕ではなくスピードでした。
この速さについていくためにスマホは必需品になってしまったのです。
見渡せば、みんながスマホを覗いている。
これは時代がそうさせているのです。
それを憂うよりも、その変化を受け入れて対応する事、変化する事が求められているのだと思います。
「目のためにスマホを見るな」は適切なケアではないかもしれない。
スマホを見なければいけない環境に合わせたケアを考えるのが私たちの務めかもしれません。
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