新兵器「VisuFit1000」の紹介①
こんばんは!プラオプ ハセガワです。
先日導入されましたセントレーションシステム「ZEISS VisuFit1000」
このお店の規模からして巨大な機械で一体何ができるのか?今までと何が違うのか?ご紹介します。
「セントレーション」
眼鏡がその性能を最大限に発揮する為には、レンズと目の位置関係が正確でなければなりません。
そのため、眼鏡を作る時、レンズが決まってフレームを選んだら、完全なフィティングを行なって、眼とレンズの位置関係の測定「セントレーション」をおこなう必要があるのです。
(だからフィッティングを後回しにする事はできません)
ではVisuFit1000で実際にどんな感じでセントレーションを行うのか?
まず真正面に立って撮影をします。
すると9台のカメラが9方向から同時撮影をおこないます。
パシャ
顔の傾きを測定して
レンズ形をトレースして
瞳の中心を合わせて
横から角膜の先端を合わせて
眼鏡の角度を合わせて
・・・と手順を踏んでいくと(ちょっと省いて書いています)セントレーションデータが得られるのです。
で、すごいのは実はここからでして、例えばサングラスのセントレーションを取りたいとか、極太フレームで横から目が確認できない場合はどうするか?
なんとVisuFit1000は透かして測定する事ができてしまうのです。
9台のカメラは単に9方向から写真を撮るだけではなく、そのデータから顔の3Dアバターを作ってしまうのです。
メガネ無しで撮影するとこんなふうに!
これを先ほどの眼鏡をかけた状態と重ね合わせる事でまるでフレームが透けているかのような映像を作ってそれを測定に活かすわけです。
こんな感じで
こんな感じで
すごーい!
こんなふうに、どんな眼鏡でも、さまざまな条件でも正確なセントレーションが可能になるというわけです。
しかも眼鏡になんにもつけないで・・・
「セントレーション」はVisuFit1000の基本機能ですが、それ以外にもすごい機能が他にもあるのです。
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