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Y2

コンセプト「Y」・・・15年目の進化

「「concept-Y:コンセプト-Y」という眼鏡をご存知でしょうか?

それは一人ひとりで異なるお顔、瞳に合わせ”0”から作られるフル・オーダーメイドの眼鏡です。

メガネが「アイウェア」として受け入れられている昨今、メガネ選びの中心はとかく「ファッション」的な意味合いが強くなりました。顔に乗せるアクセサリーとして考えるならば、それは「アイウェア」ではなく「フェイスウェア」と呼ぶほうがしっくりくるかもしれません。

眼鏡の真の存在意義は「視覚の矯正具」であり、眼鏡フレームの役割はレンズを正しい位置で正しく保持し続け、長く掛けていても快適である。それこそが真の「アイウェア」と呼ばれるべきでしょう。

顔が大きくても目幅が小さい、顔が小さく合うメガネがない、度が強く軽くて快適なメガネに出会えない・・・などなど、数え切れないメガネの悩みに応えつつ、必要最小限かつ掛ける人に最適にカスタマイズされたデザインはとても美しく人を引き立てる・・・。

そんなふうに沢山の人を笑顔にしている眼鏡フレーム。

それが「兵井 伊佐男」氏によりデザインされカスタマイズされ、そして製作される「コンセプト-Y」なのです。

しかし「コンセプト-Y」には宿命があります。

それは、その歴史が一人の眼鏡職人の歴史と共にあること。つまり、永遠ではないのです。

氏は言います「コンセプト-Y」は不完全だと。

それは氏が15年間作り続けた「コンセプト-Y」を誰よりも熟知しているからであり、より良い物を生み出し残していかなければいけないという氏の使命感の表れであるように思います。

そして、その想いが遂に形となって現れたのです。

Y2

ネジを一切使用せず、シート状のベータチタン材から形作られた「Y2」は眼鏡フレームとして求められる全ての機能をデザインだけで解決しているのは「コンセプト-Y」同様であり、その重量もほぼ同等、むしろ表側がより軽量になり全体の重量バランスが改善されています。

しかし軽量になったにも関わらず柔軟性、剛性が増し、レンズの保持をより安定させる事に成功しています。

そして、最大の特徴は「レンズとレンズの間の距離をその人の目幅に合わせて変えられる」という部分を特注によらず、店頭でカスタマイズできるようになっていること。

つまり「Y2」は「コンセプト-Y」のDNAを受け継だ、まさに後継として誕生したのです。

「Y2」は次の未来に託された「アイウェア」なのです。