プラオプでできる事 深視力の問題と解決法について 深視力検査がパスできない・・・ 大型自動車免許や中型免許で出てくる「深視力」、最近では「準中型免許」にも「深視力」の合格が必要です。 これがうまくパスできない理由は「立体感を感じる能力が低い」という事です。 ここでいう立体感とは、遠くのものが小さくて、手前の物が大きく見えるという事ではありません。 目は左右に二つありますけど不思議な事に見ているものは一つに見えます。 でも、左右の目に映っているモノはわずかに形が違っています。 その違いが「精密な立体感」を生むのです。 これはホンの紙一枚の厚さを立体感として感じるという高度なもので、片目だけでは得られない感覚です。 これを使って人は大きな自動車をバックでピッタリギリギリに止めたり、スレスレの所を通ったりする事ができるのです。 だから、安全の為に正しい立体感を感じているかどうかって事が重要になるわけです。 では、なぜそれが感じにくいのか? それは、見たいものに向かって左右の目がきちんと視線を合わせられていないからです。 「えー!でも私別にモノがダブって見えるわけじゃないし左右の目が違う方をむいてなんかいませんよ?!」 そうなんです。 深視力はモノが一つに見えているだけではダメなんです。 実は何らかの原因で無意識に何となくモノがダブって見えてはいないけど、目の中心を使っていないという場合があるのです。 結果、立体感覚の質が悪く「深視力を感じない、感じにくい」といった事が起こるのです。 しかし、多くの場合改善する事ができます。 一つは「プリズムメガネ」 これは、目の中心に視線が乗るように光の進行方向を変える仕組みを組み込んだメガネの事です。 もう一つは「トレーニング」 目の中心で見ないクセができてしまっているなら、目の中心で見るようにトレーニングしましょうという事です。 それによって中心で見る事が出来るようになると、世界は驚くほど立体的に見えるようになり、結果「深視力」の検査をパスできるようになるわけです。 どっちの方法が正しいという事はありません。 どっちがその人に合っているか? を判断し、その方法を適切に提供できる事が重要です。 当店は「深視力測定器」を使って深視力の試験を体験できます。 深視力に関する記事 Post Share Hatena Pocket Pin it パソコン作業の疲労と対策について