中近レンズを掛けていたら目が楽になった！【事例紹介】

こんにちは！プラオプ　ハセガワです。

開店以来、ご夫婦でご利用いただいております「I様」からうれしいご報告が。

実は最初いらっしゃったときに、近視の強すぎるメガネを掛けておられ、そこから来る諸症状に悩まされておられました。

検査をしてみますと、予想通りに今のメガネより遥かに弱い近視の度数で今以上の視力が出る・・・

実はI様は外斜位といって、目を開けているときは気が付かないのですが目を閉じてリラックスすると目が外側に向く個性をお持ちです。

ピント合わせと寄り目は連動しているのですが、目を開ける→両目が外を向いているので寄り目をして補う→寄り目に連動してピント合わせをしてしまう→余計なピント合わせが焦点を手前に持ってくる→近視と同じように遠くがボけてしまう→それに合わせて近視の度数を強めたメガネが出来てしまう・・・

今までのメガネが強すぎるのはそんな原因があった可能性があります。

当然、ピント合わせはキツクなり視力は良いけど疲れてしかたないメガネになってしまうわけです。

では、どうしたらいいのか。

まず、正しい度数に合わせる事と、外斜位による余計なピント合わせ（斜位近視って呼んでます）から開放しなければなりません。

そのためにプリズム度数という視線を曲げるレンズを組み込んでそれを補う事で、度数を弱めても十分な視力を得ることができるメガネを作る事が出来ました！

ただし、今までとても高い視力でみていらっしゃったので視力要求がとても高く、僅かなボケも感じてしまうので５ｍであわせた完全矯正でも、もっと遠い距離のボケが気になり一回作り直しをしました。

そのときはプリズム入りの遠近両用をお作り頂いて以前よりかなり楽になったとおっしゃっていただけたのですが、真っ直ぐ見た得の1ｍ位がたまにキツク感じる事があったそうです。

その後、お仕事用の中近両用をお作りになってしばらくしたら、「最初はボけて室内だけでかけていたけど、今はボケをそれほど感じずにむしろ楽だからこればかり掛けている」そうです。

僕は、もしかしたら近視ではなく遠視が潜伏している可能性を考えていたので、中近を常用することで遠くのボケがピント合わせの緊張をより弛緩させてきて、それが中近のボケる感じを少なくし常用できるようになったのではないか？と思っています。

「めまいがなくなった」「メガネをかけたときのクラクラ感がなくなった」「肩こりが軽くなったきがする」とか全部メガネの効果ではないかもしれませんが、体調が良くなってきたそうです。

ちょっと時間はかかりましたけど、今までのご苦労がかなり軽減されたようでその話を聞いてとてもうれしく思いました！

I様、いつもありがとうございます！