Q&A

  1. HOME
  2. コラム
  3. ラジコンレース専用メガネ【お客様Photo】

ラジコンレース専用メガネ【お客様Photo】

こんばんは!プラオプ ハセガワです。

今日お渡ししたメガネは「ラジコンカーレース専用」のメガネ。

僕と同じくらいの世代の方なら分かるかも「タミヤ・グランプリ」

それとは違って、世の中には競技用のラジコンカーがあり、全日本選手権~世界選手権まで開催される、実車のレース同様シビアなセッティングやドライビングテクニックが要求される大人のスポーツがあります。

一度動画で見てみてください、あまりのスピードと超接近戦のバトルにビックリするはずです。

今日お渡ししたO様は来月1/10スケールのエンジンカーの全日本選手権に出場されます。直線ではなんと時速100km/hを超えるスピードが出ます。

実車に直したら・・・時速1000km/h・・・?!?!

いつもいろいろとお世話になっている長岡市内にあるラジコンカーサーキットのモロテックさんからの御紹介なのですが、僕も実はもう20年以上前になりますけど電動のレーシングカーで全日本選手権に出た事があります。

時代はもう全然進化していて、中身はもうわかんない部分が一杯ですけど、元レーサー?として、「どんな環境で視覚に何が求められるか」は分かっているつもりです。

実車と違い車の挙動は全て目からの情報です。
しかも、車に乗っているわけではなく、高い操縦台から非常に広いコースを見下ろし、自分の操縦とそれに反応した車の動きを正確にしかも瞬時に「視る」事ができなければタイムを上げることも、他車とのバトルを制することなど出来ません。

つまり最も「視覚情報の質」が勝敗を分けるスポーツと言えるかもしれません。

とんでもなく俊敏に動く車を最も早く走れるラインに正確に乗せたり、他車とのギリギリの距離を感じるには、非常に高い視力と精度の高い眼球運動、広い視界そして立体視の能力が必要です。

O様は視力を上げただけでは立体感を正しく感じるのが苦手の目をお持ちでした。
少し大きめな斜位(視線のズレ)があり、それが両目の中心でシッカリ見ることを妨げています。

今回は自分で補いきれていない視線のズレの分だけプリズム度数で補完し両目がシッカリと中心で目標を捕らえる事で単なる視力合わせ以上の「視力の向上」と精密な立体感を感じられるような設定にしました。

それは視線を他に一瞬動かしてまた戻すような動きでも、直ぐに視線が合うことを助けることにもつながります。

また、目の余計な仕事(無意識に視線を合わせる)を軽減することで短くて10分間、長くて40分間のレースの集中力にも影響すると思われます。

今回は屋外でのレースです。

屋外のサーキットは路面に乗っているオイルが日光を反射してギラツキを起こす事が予想されます。またアスファルトの反射も当然眩しさにつながります。

なので、偏光レンズを使うことでその反射をカットし、ブラウン系の色の相乗効果でコントラストが上がり車のボディーカラーを視やすく浮き立たせてくれるはず。

そんなラジコンスペシャルをお作りさせていただきました!

良い成績につながったらうれしいですね^^

O様、ありがとうございました!

 

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

カテゴリー

アーカイブ