時代の移り変わり
こんばんは! プラオプ ハセガワです。
新元号「令和」発表になりましたね。
話題はこれでもちきりです。
当然ですが、一発で変換できませんけどコレも直ぐに出来るようになるんでしょう!
じつはもう一個、僕個人では一つの節目でもあったんです。
今から20年前の1999年4月1日
眼鏡業界に入って最初の出勤日でした。
つまり眼鏡業界20周年なのです。
その当時、まさかお店を開いて一周年を迎えているなんて思ってもいませんでした。
当時、メガネの事なんか何も知らなかったので色んな情報を求めていたわけですが「モードオプティーク」なんていうメガネの雑誌があるのにビックリ!
その当時は白山眼鏡店の特集が組まれていたり、アラン・ミクリとかL.Aアイワークスとか金子眼鏡の職人シリーズ、それにオークリーのロミオとかジュリエットとか、レスザンヒューマンの異端さ、フォーナインズのメタルブローが大流行したり・・・そんな時代です。
そうそうic!berlinもたしかその頃のスタートだったと記憶しています。Theoの特集も良く組まれていましたね!
僕は全国チェーンの安売り量販店に勤めながら、ファッションとしてのメガネの世界がある事に衝撃を受け、凄くあこがれたのを覚えています。
なけなしの貯金を握り締め、新幹線に飛び乗って雑誌に載っていたお店にメガネを買いに行ったりしました。
店頭で取り扱っていないメガネを掛けて仕事をしていましたねw
その後僕は新潟のお店にお世話になるのですが、あこがれたブランドの数々を扱う事ができ、またブランドの方たちとも触れ合う機会を持たせていただいたりと、それはとても素晴らしい経験をさせていただきました!
憧れも、慣れてくるとそれが日常になってしまう・・・
いけませんね・・・
でも、そうなる事で製品をじっくりと見たり実際にお客様に提案したりお合わせしたりしていく中で、ブランドごとの品質の個性、優れた点、劣る点などを見るようになり、僕が「好き」という片思いを続けていける物は徐々に少なくなっていきましたね。
斬新に見えるものも、毎日見ているといつの間にかそれが当たり前に見えてしまうんです。
昨今はアンティークなテイストが人気ですが、ある程度完成されて時代をめぐってきたデザインなので斬新さというよりも、なんと表現したらいいのか分からない品物からにじみ出るオーラのようなものがないと魅力的にはみえません。
20年前は斬新さを感じたブランドもアンティークなテイストな物にシフトしてゆく。それはそれでいいのですが本当はそれぞれに大きな「色」の違いがあって、売り場がとてもバラエティーがあり華やかだったのに、ブランドが「アンティーク」に集約していくのでブランドごとの色分けが曖昧になってしまう・・・
つまり同じブランドを続けていけば行くほど「みんな同じにみえてしまう」
モードオプティークや眼鏡BEGINを見てもあの当時のようなワクワクが来ない・・・。
つまり「飽きている」自分がいたのです。
でもそんな中でVioRouとの出会いは僕に「お店を持ちたい」と思わせるパワーがありました!
経験を積んだうえで分かるデザインの意味。掛ける人の事を考えている事が形として現れている・・・。
感動しました・・・。
業界は低価格ラインに押されて厳しくなっているとはいえ、その中で支持を集めて元気があるブランドは名前ではない、プロダクトそのものに使い手に訴える何かがあるのです。
自分をまっさらにして見回してみればそんなブランドばかりじゃないですか!!
だからプラオプに集めたブランドは全部毛色が全く異なります。
みんな僕が「ワクワク」したり「凄い!」と感嘆の声を上げたものばかりです。
在庫数そのものは実は大手量販店の1/3くらいかもしれませんが、嬉しい事にお客様は「沢山ある!!」って言ってくださいます。
感動して片思い・・・その思いに応えてくださったブランドなので思い入れがあります!
結局全部自分で掛けるわけではないのになんでこんなにワクワクするんだろう・・・。
だから年に2回の展示会シーズンはとても楽しみですし、それがお店に入荷したらとても嬉しい気持ちになります。
そんななか、SNSで流れてきた写真を見ただけで「凄い!カッコイイ!!これ!絶対ほしい!!」という気持ちになったブランドに出会ったのです。
流行のテイストはあるけど、完全に他と一線を画するプロダクトとしての質感、大胆だけど人を引き立てるデザイン、置いて眺めたときの美しさ・・・プラオプにはないキャラクター・・・
今日はそのブランドの方とお会いする事ができてとても楽しい時間をすごす事ができました!
この新ブランドがお店に並ぶのがとても楽しみです。
詳細はまた後ほど!
ヒントは「木漏れ日」です。
20年、いろいろな事がありましたけどこの仕事に就けて僕は幸せだと思います。
力不足を感じてしまう事も沢山ありますが、それはまだまだ学ぶ事が沢山あるということ。つまりまだまだ飽きることは無いということです。
来年の「令和2年」にはプラオプが今よりもお困りに応えられているように、学習や投資をおこなってよりよいお店に成長していきたいです。
新天皇の即位のころに新ブランドの情報をアップできるのではないか?と思っておりますのでお楽しみに!!
ではでは!!
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