なんで根掘り葉掘り聞こうとするのか?
こんばんは!プラオプ ハセガワです。
メガネをお作りするにあたって、問診票をご記入いただいたり、その上で色々と質問をしたりします。
もしかしたら「なんでこんなに突っ込んで聞くんだろう?」と思われるかもしれません。
例えば職業を聞くだけでは飽き足らず、仕事の内容から作業環境まで、はては何処の何て会社にお勤めなのか?とかとか。
これ、別に個人情報に興味があるわけではありません。
(そりゃ僕が興味のある分野に関わっている方や、聞いたことも無い事をやっておられる方のお話は大変面白いので沢山お話を聞きたいとは思ってしまいます。)
45歳も超えてまいりますと、若い時みたいにどんな距離でもピントが合うという今まで当たり前だった事ができなくなってまいります。
すると、単純な近視のメガネでは上手く行かなくなってくる・・・。場合によっては複数の使い分けを考えなくてはいけないなんてことも・・・。
そんな状況で今までと同じ、いやそれ以上のパフォーマンスを発揮するには作業環境に合わせた眼鏡を使う事が重要になるでしょう。
そのような眼鏡を作るためには何が必要になると思いますか?
個人差がある「視覚」の詳細な検査データ?
確かにそれは大事ですが、それは「基礎データ」です。
それだけで十分な眼鏡が出来上がるのは、若くて強靭なバランスの良い「視覚」を持っている人だけです。
45歳を超えてくる我々にとっては、そのデータをベースにアレンジが必要になるのです。
その時に必要になるのが「具体的な作業環境」の情報で、それが詳細であればあるほど精度の高い眼鏡につながるわけです。
だから色々聞くんです。
政治信条、人生観、趣味趣向など・・・そう言ったものを聞きたいわけではありません。
知りたいのは「どんな場所で」「どんな物を」「どんな距離で」「どれくらいの時間」見るのか?という事なんです。
あなたがどんな風に仕事や趣味の作業をおこなっているのかを具体的な画像として頭の中にイメージしたいのです。
だから「職業:会社員」ではわからないので、突っ込んで聞くんです。
僕も50年近く生きてまいりまして拙いながらいろいろな事を経験してまいりました。広く浅く結構いろんな事をやってきたし、ネットがインフラの現代では興味が赴くままに色んな事を見たり聞いたりしてきたと思います。
だからもういっそのこと「どこどこに勤めていて、何を作っています。何を売っています。どんなサービスをしています。」と聞く事ができた方が「ぴーん!」とくるんです。
そりゃ知らないワードや世界もいっぱいありますからグイグイ聞かせていただきますが、それがまた次の「ぴーん!」につながって眼鏡合わせのスキルになるのです。(ありがたい事です)
眼鏡が大成功するためには、より具体的な情報が不可欠なのです。
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