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「気球が見える機械」オートレフラクトメーターの話②

こんばんは! プラオプ ハセガワです。

前回のお話はオートレフラクトメーターの測定中になんで気球(それ以外もある)がボヤけるのか?を解説しました。

「気球が見える機械」オートレフラクトメーターの話①

それによって目の余計なピント合わせを解除したいわけです。

しかし思い通りにはならないのが世の常。個人差も手伝って理想的な測定にならない事もあるのです。

ピント合わせが抜けなかったら?

では、機械の設計の狙い通りにピントが抜けなかったとしたらどうなるのか?

人の目のピント合わせ機能(調節機能)は近くを見るために備わっています。

もしピント合わせをしないで近くを見ると、見ているものが目に近い分ピントの位置は目の奥に移動してしまいます。そのままではハッキリ見えません。

だから目の中のレンズ(水晶体)の形を変えることで光をより強く曲げ、ピントが合うようにするわけです。

つまり、ピント合わせを行うという機能は、ピントを前に移動させる機能なわけです。

もし近くにピントを合わせたまま、それが抜けない状態でオートレフレクトメーターで測定したらどうなるか・・・?

近視は遠くを見た時もピントが前にずれている状態です。(だから遠くが見えにくい)

調節機能はピントを前に動かす機能です。

オートレフラクトメーターにはピント調節がどれくらい働いているか?を測ることはできません。できるのはピントがどれほどずれているのか?

なので、本来の近視の度数+調節機能でのズレが測定されてしまう。

数値だけを見れば「近視が強く」測定されてしまうというわけです。

遠視の場合はピントが奥にずれている状態。だから調節機能が働いたままだと「遠視が弱く」または「正視」に場合によっては「近視」に測定されてしまうというわけです。

気球(それ以外もある)をボカしたら、それに伴ってピント調節が抜けるはず。

機械の設計通りに目が反応してくれなかったとしたら、本来の「近視」「遠視」とは違う値を弾き出してしまうことでしょう。

しかしそれは、「本来の近視や遠視」+「調節機能」が組み合わさった焦点のズレを「正確に」測定していると言えるわけです。

ではなんでそんな事、つまり「調節機能が抜けない」事が起きてしまうのか?

次のお話はその辺の事を書こうと思います。

(あれ?なんか前回とかぶっているような・・・)

つづく!

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