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ピット作業と老眼【RCプロジェクト】

こんばんは!プラオプ ハセガワです。
ハセガワが自分を使って視覚を試す「プラオプRCレーシング・プロジェクト」略して「PO・RCP」
始まってからもう半年以上経過してしまって書きたいことは色々と溜まっているのですが、ほぼ1回目の今回は走り出す前のピット作業での戦いです。

ピット作業での戦い

競技ラジコンは、ちゃんとしてないと、まともには走りません。
左右のバランス、シャーシのねじれ、各部のスムーズさなど、基本的な精度を保つ事がまず重要です。
その上で最適なタイヤを決めて、サスペンション、デファレンシャルなどを調節して、走らせやすく且つ速い車に仕上げていくわけです。

しかも気温や湿度などによって変化してしまうので、状況にあわせて変えていかなくてはいけません。走り出す前にやる事が結構あるんです。
それを作業スペースでチマチマやるわけですど、あのサイズですから当然部品は小さいわけです。
さて、僕ももうすぐ50歳。そう、老眼真っ盛りです。
走り出す前に「近くがみえない!!」という戦いが必要なのです。
まず老眼とは?を一から話したらとんでもない文字数になるので、以下を見ていただくとして・・・

スマホを見るとか、書き物をするとかであれば、まぁ顔から30cmくらい離れた位置が見えれば十分と感じます。
しかし、タイヤを付け替える時は15cmの近い距離で見えてほしい!!と感じる事があります。
老眼対策として「老眼鏡」あるいは僕の場合は常に「遠近両用」を常用しているわけですが、「15cmが見えるメガネをかければいいか?」とすると別の問題もでてきてしまうのです。
それが「明視域」の問題。
簡単に言って仕舞えば15cmが見える眼鏡では35cmは見えないし、ましてや1m先なんてボッケボケなんですね。若い頃は当たり前だった遠くも近くも見えているという事ができなくなってしまうんです。
細かい部品の調整や加工なんかは、目に近づけて見ないと作業できないので、その時はそれ用の眼鏡が欲しくなったりするんです。

「遠近両用」で15cmが見えるようにすれば遠くも近くもいいんじゃないか?と思うでしょう?ところが、そんな遠近両用レンズは窮屈過ぎて見える部分がメチャメチャ狭い・・・とても常用はしようとは思えません。
老眼世代のRCレーサーは、作業に合わせたメガネも考えなくちゃいけないんです・・・。
(近視はいいですよね、メガネを外せばみえるんだもの・・・)
といっても結局いまのところは、タイヤの付け替えはボヤけているけどネジさえ入ればあとは工具で締めるだけだから、まあなんとかなっております。
若い時は10cmまで近づけても全然見えていたのに・・・それが復帰後に感じた昔との大きな違いです。
そんなわけで、新たに作り直した遠近両用メガネは15cmは無理でも20cm位がギリギリはっきり見えるような、自分の年齢としては強い変化量をもつ度数にして作り直しました。

そんなふうに、ピット作業では車のセッティングと自分の目との熱い戦いが繰り広げられているわけです。

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