自分の目の事が分かるって大事ですね。
プラオプは検査に時間を掛けます。
度数だけ(といってもコレがキモだから正確な度数のため手間をかけます)ではなくて、両眼視機能、調節機能などを調べて活かすために様々な検査を行います。
でもそれだけで1時間以上の時間を使うわけではありません。
「問診」「予備検査」「本検査」「装用テスト」・・・
と言うことをするわけですが、僕が最も大切だと思うのは「説明」です。
「説明」とは「お客様の目の状態をお客様自身が理解する事」
特に「遠視」の方は自分の目の変化にたいして疑問を持っている方が多い気がします。
「遠視」とは眼球が小さいか、目の光を曲げる力が弱いため、ピントが目の奥にある目のこと、でも無意識にピント合わせの力を使って遠くが見えるから視力が良く、自分が「遠視」だって気がつかないのです。
でも、その「ピント合わせ」は本来近くを見るために備わっている機能で、遠くを見るときにそれを使ってしまっていると、近くを見るための分が残り少なくなり、近くが見えにくくなる年齢が早かったり、ひどい疲れを感じたり、とうとう遠くまで見えにくくなってくるのです。
コレに合わせて「遠視の眼鏡」を掛けると余計なピント合わせが無くなり、人によっては遠くの視力は変わりませんが疲労感の減少、中間距離(TVとか)がハッキリ見える、近くが見やすくなる。といったことになります。
頑張っている目に椅子を貸してあげる感じです。
でも、ここまでの事を理解していれば眼鏡を受け入れやすいのですが、それを知らないとどうなるか?
メガネを外した後に目のピント合わせを急に働かせないと遠くが見えにくくなり、まるでメガネで目が悪くなったかのように感じてしまうかもしれません。
目の個性を理解して受け入れ、メガネが何をしていてどう使うのか?を知ること。
これが生活を豊かにすることに繋がるんだと思います。
だから、調べる事よりは調べてわかった事をお客様に理解していただく事にプラオプは時間を掛けます。
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