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モノがダブって見える・・・

急になったなら、直ぐにお医者様へ!

眼科だけでなく、脳神経外科などが専門のケースもあります。

でも、検査しても健康で、なんとなく感じている違和感を仕方ないとおもっていらっしゃったら、それは「視線のズレ」かもしれません。

特に感じやすいのは「上下のズレ」

片目が上を向いて反対が下を向く。

眼球の周りには6本の筋肉があって目を支え、あらゆる方向に目を向けるようになっています。

この筋肉のバランスに全くズレが無い・・・なんて事はほぼ奇跡みたいなもので、ある程度バランスの崩れがあるものです。

横方向のズレよりも、縦方向のズレはその許容量が小さいのです。

だから僅かな上下方向のズレは直ぐに「モノがダブって見える」あるいは「両目で見たときに視界がにじむ」「疲れる」「首を傾けてしまう」といった原因になるのです。

じゃあどうすればいいか?

この上下のズレに関しては眼鏡が有効な場合が多いです。

眼鏡のレンズは光を曲げます。だから光の進行方向を曲げることも出来ます。
これをプリズムレンズといいます。

これは1m先で10cm視線を下げるプリズムレンズ。視線が下がっているので見えているものが上がって見えます。

コンタクトレンズは目の表面にくっ付いて、目と一緒に動いてしまうので視線ズレを補うことはできません。眼鏡は顔に固定され、目と一緒には動かないのでそれが可能なのです。

当店にいらっしゃったお客様の困りごとで「なんとなくシックリこない・・・」という方で、この上下のズレが僅かにあり、2重に見えるほどではないんだけど、それが原因での疲れや、視界のブレが視力に影響していた方が何名かいらっしゃいました。

これをキチンと調べるには当店で装備している「ポラテスト」はとても有効です。
この方法の大きな特徴は「自然に見ているつもりでも起きているズレ」を検出でることです。

例えば、こんな視標を使います。

右目はこう・・・

左目はこう・・・

両目でみるとこう・・・見えるはず・・・

なんだけど・・・

こんなふうに、右目が下を向いているので右目の像が上がって見える・・・

(真ん中の丸は両目が同じ物を見ているので、感覚的なズレを検出することが出来ます。この他に左右の像の大きさの比較などでも使います。)

なんとなく合わない感じ・・・
これが原因の全てではありませんが、眼鏡を作る時には必ず調べる必要があると思いませんか?

プラオプは眼鏡のお困り専門店です。

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