昼と夜で見え方が変わる?①
こんばんは!プラオプ ハセガワです。
結構いらっしゃるのでは?
昼間はいいけど、夜が見えにくいという方。
以前「カメラの話」を連載したのですが、なんでそんな話をしたのか・・・そういえば今日のお題に繋げたかったのを思い出しました・・・。
このお話は9回の大連載になっておりますので、興味があればどうぞ、興味がなくてどうぞ。
どうして話がつながるのか?といいますと「瞳孔の大きさの変化」つまり、カメラで言ったら「絞り」が明るさによる見え方の差に影響するからなのです。
明るさによって瞳孔の大きさが変わる。
真夏の炎天下、物凄い光がで目がくらみます。
あまりに光が強すぎるので網膜だってオーバーロード・・・。
紫外線は目に悪い、最近は近赤外線までカットしますなんてレンズも出てきておりますが、可視光線だけは健康に悪影響はないのか?
いえいえ、強すぎる可視光線だって目にダメージをあたえるから、太陽を直接見たら大変な事になっちゃう・・・
(サングラスかけましょう)
なので瞳孔という穴の大きさを変える事で目に入ってくる光の量をコントロールしているのです。
逆に夜は暗いので、目になるべく沢山光を入れて見えるようにしたい。
なので瞳孔は大きくなります。
じゃあなんで瞳孔の大きさが変わると見え方が変わるのか?
一つは「被写界深度」
これはカメラでいう絞りが変わると表現が変わることと同じ様な理屈ですが、改めて書くとまたえらい長さになるので、過去の記事でお願いします。
例えば近視の眼鏡で若干弱めに合わせていたとします。
すると、目の中でピントの位置は変わらないのに、瞳孔の大きさでのボケ具合が変わるのです。
つまり、夜のほうがピントがシビアに合っていないと良く見えないというわけです。
じゃあ、完全に焦点が網膜にぴったり合っているメガネなら、夜もハッキリ見えるのか?と思いますよね。
実はその通りではあるんですが、それは「目が完璧であれば」のお話なんです。
「目」も臓器です。
人は一人一人でみんな違うように、目の形も人それぞれです。
そんな「目の形」が昼と夜の差を生んでいる原因になっている事があります。
この記事へのコメントはありません。