2021年F-1世界選手権-最終戦②-

こんばんは!プラオプ ハセガワです。

この前のF-1最終戦。見ました?!

始まってみればメルセデス+ハミルトン選手の圧倒的速さ。

心情的には最後のHONDAエンジンを積んでいるレッドブル・ホンダに勝ってほしい・・・とシーズンを通して応援していたわけですが、レッドブルのフェルスタッペン選手はスタートで出遅れ、徐々に差を付けられてゆく展開でした。

これは決まったかな・・・と、見ている僕は早々にそんなふうに思ってしまっていました。

しかし、まさかこんな展開が待っていようとは・・・

まずレッドブル・フェルスタッペン選手がタイヤ交換して3位に。その後すぐにメルセデス・ハミルトン選手がタイヤ交換して2位に。トップを走っている立場からしたら、後ろの動きに合わせる戦略を取れば、ほぼ勝利は確実です。

しかし、タイヤ交換をせずに一時的に1位を走るレッドブルのペレス選手が機能しなくなりかけたタイヤのギリギリを使って後ろから猛スピードで迫るハミルトン選手を超人的な走りでブロック。その間に3位を走るフェルスタッペン選手に追いつかせるというチームプレーでレッドブルは足りないスピードを戦略で補ったのです。

この時のペレス選手は凄かった・・・抜かれたと思ったら抜き返す・・・僕はひたすら「すげー!!」しか言えませんでしたね!

しかし圧倒的な速さをもつハミルトン選手はペレス選手を抜くとまたフェルスタッペン選手との差を徐々に開いていったのでした。

奇跡でも起きない限り逆転は起きない・・・しかし、この攻防がこの後のドラマに大きな意味を持つ事になるのです。

中盤、下位を走るマシンがトラブルでストップ。その処理をするために、全車が一定の低速で走り追い抜き禁止という措置が取られます(バーチャル・セーフティーカー)

そのですぐに動いたのがレッドブル陣営。この間にピットインさせてタイヤを新品に交換すれば、通常時よりもトップとの時間差を小さくできるため、すぐさま2台をピットインさせます。

もしここで、メルセデスがピットインをして、レッドブルがピットインしなかったら・・・ハミルトン選手は3位に落ちる可能性があります。すると、またトップに戻るためには、タイヤの痛んでいないペレス選手をまた抜かなければなら無い事になります。

つまり、メルセデスは身動きが取れなくなってしまっていたのです。

メルセデスはそのまま走行を続けます。そうする事で一見、2位との差を大きくする事ができるように見えるんですが、使い古したタイヤで走るハミルトン選手に対し、新品タイヤに交換した事でペースの良いのフェルスタッペン選手は17秒開いた差を徐々に詰めていきます。

しかし、それでもペースが足りない。レースが進むほどフェルスタッペン選手のタイヤも減ってゆき、このままではハミルトン選手に追いつくのは無理そう・・・。

残り6周。

しかしここでまた事件が起きます。

下位のマシンがクラッシュ!!

その撤去のためにセーフティーカー(先頭を走り低速で先導する車)が入ります。

その間は追い越し禁止。しかし、さっきと違うのは、差を詰めて一列に並んで走る事になるので、トップと2位の差が実質なくなってしまうのです。

クラッシュが起きた次の瞬間動いたのはまたもやレッドブル。

2台をピットインさせ最もグリップ力の高いタイヤに交換。フェルスタッペン選手に10秒ほどの差をつけてトップを走っていたメルセデスはここでも動きが取れません。

なぜなら、もし先にピットインをしてしまいレッドブルがピットインをしなかったらゴールを目前にしながら1位を譲る事になるリスクが起きます。

しかしレッドブルには失うものがありません。だから賭けに出る事ができたわけです。

トップはセーフティーカーによって塞がれている状態ですから、レッドブルの動きを見て翌周にメルセデスがピットインをしても一位を明け渡してしまいかねない・・・

古いタイヤのままのハミルトン選手、その直後には新品タイヤのフェルスタッペン選手。

(セーフティーカーをめぐる審判の裁定に色々とあるものの・・・)

そして最後の一周を前にセーフティーカーが解除。

長いレースがなんと最後のたった一周で勝負がつくという大波乱のレースに勝ったのは・・・

レッドブル・フェルスタッペン選手でした。

悲願の初チャンピオン!そしてホンダにとってはアイルトン・セナがチャンピオンに輝いたあの時から実に30年ぶりのタイトルで有終の美を飾る事になったのです。

全22戦で行われた2021年のF-1世界選手権。21戦が終わって0.5ポイントまで同点の二人が、最終戦の最後の1周で決着をつけるという前代未聞の伝説的なレースとなったのでした。


これが日曜日のお話。

終わった直後は応援していたレッドブル・ホンダが奇跡的な形で優勝して興奮しましたが。しかし、それと同時に終始ペースで圧倒してたメルセデスが、周囲で起こった要因によって勝てなかった事にあまりスッキリとしない感情も持っていたのです。

ハミルトン選手と応援するファンにしてみたら、その落胆は計り知れないものでしょう。

しかし数日このこのドラマを咀嚼して思ったのです。

レッドブルが勝利を呼び込んだのは、諦めずにその時にできる最大限をライバルよりも素晴らしい瞬発力で選択していった事。そしてなによりフェルスタッペン選手が最後の瞬間まで諦めなかった事。

つまり、奇跡は何もしなくても転がりこんでくるものではなく作り出すものなんだという事です。

応援しているレッドブル・ホンダに立ち塞がる忌々しいメルセデス+ルイス・ハミルトン選手・・・と思って楽しみに見ていたF-1

それでもハミルトン選手はフェルスタッペン選手に歩み寄り勝利を称え、インタビューに答えていました。

王者の貫禄・・・なんかすごくカッコいい・・・

メルセデスはまだ納得していないようですが、一ファンとしてすごい物を見せていただきました。

日本人ドライバーの角田裕毅選手も徐々に調子を上げてきていましたので、ホンダが撤退した来年のシーズンもいまからとても楽しみです。

メガネと全然関係ありませんでしたが、そんな事があったんだよ!というお話でした。

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