レンズについて語りたい。
「レンズ付き〇〇円」とか今は見かけないけど「レンズ無料」といった広告がありますが、はっきり行ってメガネってレンズが本体ですからね。
だからそこに込められた技術の凄さに関心があまりない・・・。
男子のつもりでいる僕は、興味がある車を見ると、エンジンに興味がいってしまいます。
だから、自分の目をきちんと考えている皆さんに、プラオプは「レンズをしっかり伝えたい」と思うのです。
といいつつ、レンズのページがまだ空っぽなのはすいません。
ただ、準備は着々と進んでおりまして、国内大手メーカーのアレ社とかコレ社とかソレ社とかドレ社とか、マニアックだけどここにしかないというアレ社とかとか、海外メーカーのソレ社とかをプラオプはちゃんとやりますのでご安心を、きちんと広報ができる段階でババーンと出しますんでもうちょいです。
さて、僕が考える理想のレンズは「レンズの存在を感じない」レンズだと思っています。
つまり「歪みのない自然な視界」「隅々まではっきり見える広い視野」「自然な色で見えかつ高い透明感」そして「重さを感じない軽さ」です。
カメラのレンズってありますよね。本体からひょっこり出ているアレですが、ここには「歪みのない事」「隅々まではっきり見える事」「自然な色で見えて明るい事」などを実現するために「何枚も何種類もレンズを重ねて」います。
もちろん「ピントをあらゆる距離にあわせる」機能がついているので複雑ではあるのですが、違和感のない美しい写真を撮影するためにとても大きな形をしています。
でも、どうでしょう・・・
メガネレンズは一枚でそれを実現しなければいけない・・・。
しかも、使う人全員が視力も違えば、生活環境も使用する場面も違う・・・。
光は透明なモノとモノの境目で曲がります。
レンズの場合「空気→レンズ」「レンズ→空気」
だから表と裏の2つの面でしか光を曲げる事ができないので、なにげなく毎日触れているそのレンズの面は単なる湾曲ではなく、場所場所で最適に光を曲げる形状になるように連続して変化している複雑な面をしてい・・・
るレンズがあるとしたら・・・。
しかも、一人一人で違う度数や用途に合わせて、一枚一枚形状が違うとしたら・・・。
多分さっき言った私が思う理想のレンズという考えは、「そういうレンズが無い」から不満があって思いつくんであって、全てのレンズがそうならばそんな事は考えないはずです。
つまり、レンズには明らかな性能差があるのです。
全ての要素はトレードオフの関係、こちらをたてればあちらがたたず。
安いレンズはなぜ安いか?
答えは簡単で「大量生産」できるから
型に流し込んで固め、基本磨きません。
そこにコーティングをして完成!
型の組み合わせで色々な度数を作りますから、生産性を優先しています。
しかし今のハイスペックレンズは全て「研磨」つまり磨きます。
ゴシゴシ磨くという意味ではありません。
完全自由曲面切削といって、理想的な面を非常に小さなダイヤの歯でそれこそ電子顕微鏡レベルの非常に微細に削(切削)って作ります。
あまりにも微細なので、完成した面はツルツルのピカピカ!
度数だけでなくてフレームの形状や用途などに応じ最適な設計を注文の度にスーパーコンピューターで作り、それを完全自由曲面切削で仕上げるんです。
この種類のレンズはスゴイですよ・・・
私も使って驚きました・・・
まるでレンズの全域、どこを通して見ても光がまさに「光線」となって入ってくる感じ、どこで見てもとにかくよく見える・・・・。
もちろん安くはありません。
プラオプは「視覚を整える」お店。
価格競争はいたしません。
でも、そういう素晴らしいレンズで快適な生活をして欲しいから、なるべく選択しやすいように準備を進めております!
安いのを組み合わせればプラオプでも25000でお釣りが出せますけど、自由曲面設計+メガネデザイナーの思いがこもったハウスブランドフレーム=5万円代、6万円代くらいが多くなると思います。
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