パソコンモニターを2面使う【事例紹介】

こんばんは!プラオプハセガワです。

O様はパソコンで図面を引いたり、メールの確認をしたりとデスクトップパソコンのモニターを横に2面並べてお仕事をされているそうです。

僕も実はパソコンを使って何かを作ったりする事があるので、一時期2面並べて使っていました。

凄い便利でしたね!!

ですが、40代も半ばを過ぎ、目の第2のお年頃を迎えると問題が出てくるのです。

パソコン作業といっても環境は様々ですね。

例えば「ノートパソコン」なのか「デスクトップパソコンなのか」

それぞれ「姿勢」が大きく違います。

ノートパソコンは視線が下がるのに対して・・・

デスクトップパソコンは視線が上がります。

場合によっては遠くを見るような視線の高さにモニターがある場合があります。(僕はモニターを下げ気味を推奨しています。)

コレはレンズを選択するのに大変重要な要素で、例えば「手元とパソコンの両方が見えます」とお勧めされる「近々レンズ」の場合こんな感じで手元の書類などがメインで顔を上げたらパソコンの画面も見えますよ!という設計です。

そして、「部屋の中も見えますよ」「室内で掛けっ放しにできるレンズですよ」という「中近両用」は中間と手元を重視していますが、こんな感じ。

上の図でレンズの色の付いている部分が実際に見える部分を表して、白い部分は度数が変わるレンズにはどうしても出てしまう「よく見えない」部分です。

ここで注目したいのは「真っ直ぐを見たときの横の広さ」つまり上の図では目がある部分の横方向にどれだけの広さがあるか?です。

視線が下がり、かつ近く、かつ画面の比較的小さいノートパソコンの場合、どちらのレンズも割と上手くいきそうです。

しかし、今回の事例、つまり「デスクトップパソコンのモニターを2面」という用途だとどうでしょうか・・・?

どちらのレンズも横方向が狭く、顔を動かさなくてなりません。
実際には「環境的に部屋の奥まで見えなければいけない」という事が優先になるならば、その辺は多少妥協が必要な事もあるかもしれません。

しかし、O様は「基本デスクワークがメイン」です。

なので、横に広く、かつ手元の図面やデータも見えるようにしたいとなると、上のレンズでは難しいように思われます。

では、どうするか?

・・・

遠近両用を使いました。

???

デスクワークに遠近両用?

基本的にはこのように「遠く」「中間」「近く」が見えますが、中間は狭くなってしまいます。

でも遠方の部分は比較的広く設計されています。

そこで、全体の度数を手元が見やすいようにシフトする。つまり・・・

当然遠くは見えにくくなります。

しかしモニターを見る為に横の視界を中近や近々よりも広く取ることができ、モニターをアゴの上げ下げを気にせずに見る事ができるというわけです。

普通の近視や遠視用の度数が一つだけの「単焦点」レンズのほうが全然広く見えますが、それでは手元が足りません。

しかし、遠くの度数を落とす事で、「遠く部分」と「近く部分」の度数の差を小さくできるので、遠近両用特有の歪みは減り、視界も更に広くなります。

そしてO様がズーッと感じていた違和感は上下の視線ズレも一つの原因になっていて、(記事を読んでいるかたで同様の症状が突然現れたのなら直ぐにお医者さんに行って下さいね!)長年その負担から逃れる為に左目に「抑制」といって無意識にスイッチをきったり入れたりをしておられたのです。

そこでそれを整えるような度数をレンズに組み込むわけですが、測定するにも左がスイッチを切ってしまうので測定法も様々方法を組み合わせ無ければなりません。

さらに、O様は眩しさを感じておられたので「M-POS」のテストレンズを試したところ、通常のブルーライトカットレンズよりも良い反応が得られたので今回コチラを採用いたしました!

フレームは「kamuro」の新作「Show」(コレ星座がモチーフになっているんですよ!)にM-POSの遠近両用を組み合わせました!

そして出来上がったのがコチラ!

か・・・かっこえええええぇ・・・

ものづくりに関わるO様はチタン製のこのフレームを見て福井の技術に感心しておられまして、金属加工に関わる技術者の視点でコレがいかに凄いこのことなのかを教えていただきました!

・・・すごい・・・・

プラオプにあるデスクトップパソコンで実際に近い環境を再現して度数とレンズ、そしてレンズの位置を設定したわけですが、出来上がりを同じように試していただいたら「画面も手元の細かい文字もよく見える!」と仰っていただけました!

やった!

パソコンの画面に合わせて遠くを見えにくくした・・・といっても視力は0.9くらい、少し離れた人の姿は見る事ができます。

O様、記事にさせていただいてありがとうございました!
また一個勉強になりました!

レンズという素材をどう料理するか?セオリー通にあわせるだけではなく、上手くアレンジすれば便利な眼鏡が作れるかも知れません。

ではではー!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です