視力2.0っていけないの?
こんばんは!プラオプ ハセガワです。
「視力2.0」
これって見えすぎ?目に悪い?
遠くがよく見えると目に悪い・・・
はっきり言ってそんなわけありません。
「視力1.0」とは5m先で「1.5mm」の隙間が分かる視力です。
ぼやけてても、見えさえすれば「1.0」です。
2.0とは1.0の2倍視力がいい、つまり5m先で「0.75mm」の隙間がわかっちゃうということです。
凄いですね。
コレだけいい視力がでるというのは「目」の性能の高さを表しているわけです。
そもそも「目」はそれくらいの細かさが分かるような仕組みになっているという事ですね。
眼鏡を合わせるときに何を基準にあわせるか?
それは決して「視力1.0」ではありません。あくまで、使う方が「見える」と感じるかどうかなわけです。
2.0が1.0の2倍視力が良いということは、1.0は2.0の半分の視力という事です。
自分の当たり前が「2.0」の見え方だった人にとってみれば、1.0というのは「ボケボケ」に感じるわけです。
「いつも遠くばかり見ているわけではない、近くを見やすくしたほうが疲労しない」だから遠くの視力は弱目がいい・・・
よく聞きますね。
でも、近くを見るという事がとてもスムーズにしかも楽勝でき、負担を感じない・・・というとても優れた眼を持っている方も実は沢山いるのです。
しかも眼鏡は、眼とレンズが約10mm離れていて、近視の場合それがピント合わせを助け、寄り目まで助けてくれます。度数が強いほどその傾向が強くなります。
なんで視力が「2.0」出るのか?それは、それだけ細かいモノを見る事が出来る眼の仕組みがそうなのだから。
なので「見たい」という「眼」という臓器の無意識の要求を満たしてあげる事で「眼」のストレスを減らす事になる場合もあるのです。
つまり「見たい」のに「見えなああああぁぁぁぁぁぁあああい!」ってのはシンドイわけです。
S様はまさにそれで、レンズはどんなに良い品物でも中心から離れたところを斜めに見るとボケてしまいます。
そのボケをどれだけ減らすか?それがレンズの性能の高さなのですが、残念ながら「完璧に全くボケない」というのは無理です。
2.0が当たり前のS様にとって、斜めを見たときそれが1.0であったとしても、凄くボケて疲れる・・・という事になっちゃったのです。
両目での最高視力が1.5になるかならないか?の度数であわせたどんなに凄い解像度を誇るツアイスのドライブセーフでも「ボケる」「見えにくい」となるのであれば過矯正でないスレスレの完全矯正で「全く問題ない」のであれば、それで合わせることだってありえるのです。
そんな事で、一回レンズを交換させていただきました。
さて、視力はどうかな?
「2.0」
ばばーーーん!!
目の前にチョット度数が弱くなるレンズを当ててみると
「ボケる」
ということは、バチッと合ってるという事です。
「眼を楽にさせたい」と「よく見えない眼鏡」を掛けている。
実は疲労の原因は「見たい」という眼の仕組みに逆らっている事が原因だったケースは本当によーーーーーく見かけます。
といっても1.2もみえたら大体「よく見える!」という事が多いので、あわせた僕も遠慮がちになってS様にとっての視界の当たり前に合わせられていなかった・・・というのが失敗の原因。
ただ「眩しい」という感覚は「固視ズレ」に原因があり、それを整えたら「眩しさが減り」「奥行き感が感じやすくなり」「近くが見やすくなった」という事でした!
そんなS様は情熱の形「REAL」と「ツァイス ドライブセーフレンズ」の組み合わせ。
最強です・・・。
S様ありがとうございました!
勉強になりました!!!
また調整、メンテナンスお待ちしております!!
ではではー!
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