ミラーレンズとカラーレンズ
こんばんは!プラオプ ハセガワです。
いい天気の長岡市。
雪はありますがだいぶ溶けてきましたね!!
さてさて、レンズがキラッと光るサングラス。
かっこいいですね!
サングラスというとレンズに色がついて強い光を減らしてくれるわけですが、さて、青色のカラーレンズと青色のミラーレンズ。
同じ青ですが、全く違う効果がでます。
こっちが青いカラーレンズ。
当然透かして見える景色も青くなります。
そしてこちらが青いミラーレンズ。
これを透かしてみると・・・
うわ!オレンジ色!!
というのはカラーレンズの場合、見えている色を通してそれ以外が通りにくい。つまり青いレンズの場合、青い光をよく通すけど、それ以外が通りにくいから青く見える。
ミラーレンズはどうなのか?というと、例えばブルーミラーは青い光が表面で反射されて青く見えるわけですが、そうするとレンズを通り抜ける青い光が減ります。すると裏側は青が減ってこんなふうに(補色関係にある)黄色っぽい色に見えるわけです。
だからゴールドミラーは景色が青色に、レッドミラーは景色が緑色に、グリーンミラーは景色が赤色に見えます。
なのでサングラスにミラーをつける場合、ベースの色の見え方と違った色合いで景色が見えます。
例えばグレーのレンズ単体だとこうですが・・・
これにブルーミラーを重ねると・・・
グレーのレンズですがブラウンっぽい色調になりました。
オリジナルのサングラスのレンズカラーを決めるときにミラーをつける場合、このように重ねて確かめないと思った感じの見え方にならない事がありますので、確認しましょう!
逆に言えば、ベースカラーとミラーを組み合わせる事でより複雑な光の制御ができる事を表しています。
スポーツサングラスで、使用環境に特化させたような仕様は、そのようにして光をコントロールしているわけですね。
そうそう、ブルーライトカットのレンズも同じで、表面が青く光っているレンズは反射で青い光を減らしているので、レンズ越しにみると景色が黄色っぽくなりますよね。そしてレンズカラーでブルーライトをカットしているものはレンズそのものが黄色く、それを通してみた景色も黄色いです。
おしまい!
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