眼鏡のサイズ感

こんばんは！プラオプ  ハセガワです。

さて、眼鏡フレーム選びで大切な要素である「サイズ」

これは顔に対して大きすぎず、小さすぎず、ちょうど良い物を選びたいですよね？

眼鏡のサイズについては過去の記事に詳しく書かせていただきましたのでみていただくとして・・・。

メガネの「サイズ」を復習しましょう

メガネのサイズについて（補足）

眼鏡のサイズといわれる数字は「レンズの横幅」であって、サイズが同じでも左右のレンズの隙間具合によって大きさはまるで違うという事です。

この「レンズサイズ」と「隙間の幅」を足した数字が、左右のレンズの真んから真ん中までの距離と同じになるんですが、これを「FPD」と呼んでます。

この数字と自分の瞳と瞳の間の距離（PD）がぴったり一致していたらいいのか？？

というと、それもまた何か違うんです。

例えば、下のイラストはフレームのFPDと瞳の間の距離PDがほぼ一致している様子です。

とってもよくお似合いですね！

そしてこちらもFPDとPDが一致しているイラストです。

あれ？なんかメガネが小さく見える・・・目が真ん中よりも外側にあるように見える・・・

この2枚のイラストは不思議なことに左右の瞳の間の距離は同じです。

では何が違うのか？というと、白目の配分が違うんです！

？何言ってるか分かんない？

こういうこと！

「瞼裂」といって、顔の目玉が覗いている亀裂は人それぞれ個性的です。目が真っ直ぐ前を向いているのに瞼裂の鼻側に黒目があるように見える人と（ナカムラ）と逆に耳側に黒目があるように見える人（ハセガワ）がいます。

それで「瞳の位置は眼鏡の真ん中にあっても、なんか違う」という風に感じてしまう事もあるんです。

目が離れて見えるイラストはどうしたら違和感がなくなるか？

眼鏡の左右のレンズの隙間を大きくしてみました。

この場合、フレームのFPDと左右の瞳の間の距離（PD）は一致しません。FPDの方が大きくなります。

で、大体の人が瞼裂のなかでちょっと鼻側に黒目があります。（ナカムラ型）

だからPDよりも少し大きめなFPDを持つフレームの方がなんかシックリくる事が多いんですね。

なのでFPD=PDにこだわるよりも、「瞼裂がフレームの真ん中か、ちょい内側」って考えた方がいいみたいですよ。