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プリズムメガネ

視線ズレを補うレンズ

視線がズレている事が様々な視覚の問題を引き起こしている場合、それを整える必要があります。

プリズムメガネとは光の進行方向を曲げる事で視線のズレを補うメガネの事です。

プリズムメガネはメリットデメリットがあります。

プリズムメガネによるメリット

視線ズレによる問題をメガネを掛けるだけで改善する事ができる事です。
ですので問題を比較的早く解決する事ができます。

特に問題が大きくてそれが強い眼精疲労や、物が時々ダブってみえるなどの場合に非常に高い効果を発揮します。

プリズムメガネによるデメリット

デメリットは慣れるのに時間がかかる場合がある事、場合によってはメガネが重くなってしまう事です。

プリズムメガネは空間に歪みを感じます。
画面が手前に膨らんで見えたり、逆に引っ込んで見えたり。
自分の身長が高くなったり低くなったりしたような感じ、物の大きさが変化した感じを受ける事があります。

また、今まで「正常ではない」見え方で生活していた人にとって「正常な立体感」に慣れるまで違和感や疲れを感じる事があります。

慣れが必要な事がある

このようにメリットとデメリットがあるわけですが、プリズムメガネによって得られるメリットがデメリットを上回る場合、大変掛けやすいメガネになります。

逆に、問題が軽微な場合デメリットが上回り装用が難しい傾向があります。

いずれにせよ、少し多め約1ヶ月の慣らし期間が必要な場合があります。
ただし、そのプリズムが適切であれば慣れた後は問題が上手く解決されると付け加えます。

適切なプリズム値とは「自然に見ている状態で起きている問題を補う最適な値」です。
そのために当店は「ポラテスト法」という方法を使いますが、それを実施するには最適な測定環境が必須です。
当店の測定環境はそれを備えます。

更に、なるべくデメリットによる影響が出ない快適なメガネに仕上げるためには、フレーム選び、レンズ選び、そしてシビアなフィッティングと丁寧な説明が必要です。
つまり、メガネ技術の集大成みたいな感じでしょうか?

私は今まで沢山のプリズムメガネを作ってきました。
プリズムメガネを正確に仕上げるにはかなりのノウハウが必要です。