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そこには職人のリアルがあった。

前回の記事で書いたことはつまり「ブランド」は築き上げてきた信頼が作るもの。「名前」が一人歩きしてしまう事は結局、信頼を失うことになるんじゃないか?って事が言いたかったわけです。

物を企画するときに「価格」が先にある場合、その範囲でできる事でしか物を作る事が出来ません。

つまりどこかに妥協をせざるを得ない、そういうものだと思います。
低価格なものほど沢山の妥協によって成り立っている。
もしかしたら企業努力といわれるものは、新しい妥協点を見つける事と履き違えられているのかもしれない。
例えば「人件費」とか・・・。

じゃあ逆に、できる事いや出来なかった事にチャレンジして作りたい物を形する。
今現在、自分ができる最高の物作りをして掛かるコストを元に「価格」を決める。
つまり妥協をなくして物をつくったらどんな物ができるんだろう・・・。

そんなメガネが日本にはあります。

職人が自分の最高の仕事をして、それを作る事で限界を超えて次に繋げる。

そんなメガネが鯖江で生まれています。

元来もの作りの大好きな人間がとことん楽しんで作る。

そんなメガネを長岡におきます。

その名は「REAL」リアル。

11月の15日にその「リアル」の井上さんが長岡にいらっしゃいました。
井上さんはメガネ店のオーナーでもあります。
だからユーザーと常に接点をもって企画をされています。

でも「REAL」が違うのはそこだけではありません。

実現したいアイデア、デザイン、機能性を形にするために何をするのかというと、鯖江の職人さんができる最高の仕事をした場合に掛かるコストに妥協をしないのです。
つまり販売価格ありきではなく、これを形作ったらこの値段になってしまうという物作りをするのです。

非常に手間と技術、時には企画した井上さんにも秘密にされてしまうほど鯖江の工場が本気で取り組む姿勢・・・
それは井上さんが培ってきた本物を追求する姿勢と日本の技術の本当の素晴らしさをみんなに伝えたいという思い、そしてそれをもっと昇華させて唯一無二ものにしたいという思いが職人さんに伝わり、それに職人さんが答えているからだと思うのです。

「REAL」にはオーラがあります。
それがユーザーにも伝わり、多くの支持を集めてまた次の挑戦につながっていってるのです。

「REAL」は1モデルにつき「300」本しか世に出ません。
すべてシリアル番号が振られています。
そして、決して安くはありません。
ただ、井上さんの思いは、子の世代、孫の世代に受け継がれて使い続けてもらえるメガネを送り出す事です。

そこには単に名前では無い本当の意味のThe Made In Japan、The Made In Sabaeがあるのです。

プラオプは「REAL」を取り扱います。
長岡で「REAL」を手に入れる事が出来るようになります。

「REAL」web site:http://1994real.com/index.html

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