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【事例紹介】大変!眼鏡が壊れちゃった!②

こんばんは! プラオプ  ハセガワです。

昨日は眼鏡が壊れてしまった時に色々な修理の方法があるよ!というお話でした。

大変!眼鏡がこわれちゃった!①

今日は、実際にあったお店での緊急対応についてです。

早いものでプラオプも3年目。

開店当初のお客様の眼鏡も3年目です。

当店のお客様MMKちゃんから電話があって、メガネの鼻当てがとれてしまった!!とのことで、ご来店いただいて確認すると・・・

あららら・・・

鼻当ての金属アームが折れてしまってました。

世の中はお盆休みに入ろうかというところ、新型コロナウィルスの影響もあって福井の工場は結構長い休みに入ります。

また、眼鏡が一本なので2週間も取り上げてしまうわけにもいきません。

昨日の記事のように修理の方法とコスト、メリットとデメリットを説明したうえで、今回はお店で修理することにしました。

どうしても修理跡が大きく残ってしまうのですが、だからと言っても修理跡はなるべく目立たないようにしたい・・・。

フレームの素材はチタンです。

チタンはすぐに酸化する金属です。表面に「酸化皮膜」を作るので、それ以上に酸化しない。つまりなんでチタンが錆びないか?というと、初めっから錆びているからというわけです。

この酸化している表面に熱した金属を流し込んでもくっ付きません。ちゃんとチタンそのものに金属を流し込まなければくっつかないので修理は難しいと言われています。

でも、ちゃんと専用の道具と薬品、材料とテクニックでこの通り・・・

元々の色は透明感のある綺麗なワイン色ですが、お店での塗装はそれができません。

見た目にそれっぽく違和感のない色を作って塗っています。

ちょっと自慢なのですが、僕は色を見ると何色をどれくらい混ぜたらその色になるのか?が感覚でわかります。なので似ている色を作るのは得意なのですが、金属色とか深みのある透明感の色とかは難しいですね。しかもこれ、ラメが入っている・・・。

完璧ではございませんが、使用には耐えられるのではないか?と思います。

眼鏡の元々の塗装は焼き付け塗装などを使い、大変強度があり簡単には剥がれません。近年ますます強くなっているように思います。

でもお店修理は車でいったら「タッチアップ」

元の強度はありません。

チャンスがあれば一回修理工場に出して本当の塗装を施したいですね。

そんなわけで、暮らしに寄り添う眼鏡が壊れてしたった緊急事態が起きてしまったら、なるべく生活に支障が出ないようになんとかしたい!!

そんなふうに思っております。

おいまい!

  • コメント ( 3 )

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  1. MMK

    こないだは、メガネを直してくれて、ありがとうございます!❣鼻の部分が壊れたのは、初めてだったので、治せるのか、少し心配でした。だけど、プラオプさんならなおせると、おもいながらいったら、たったの一日で治ると言われて驚きました!さすが!また、行きます!

    • 長谷川 毅

      コメントありがとうございます!
      喜んでいただけてこちらも大変うれしいです!
      またいつでも来てくださいね。
      お待ちしております!

      • MMK

        また次もよろしくお願いします
        恥ずかしくてあまり話せなくてごめんなさい
        (本人より)

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