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福井の旅②

さる会でお知り合いになれた「Studio Sky Rocket」の丹下さんの工房に正に突然お邪魔しました!

「お時間があれば~」とお声がけいただいていたとはいえ、突然の「いってもいいですか?!」に快諾していただいてありがとうございます!!

丹下さんの工房はまさにガレージ、メガネのスティーブ・ジョブスやー!
そこでいわゆる「セルフレーム」をデザインし手作りしておられます。

今回は惜しげもなくその製作工程や秘密のこだわりを教えていただいちゃいました!
それはお店でも役にたつ知識や技術でもありました!

材料になるアセテートの板って最初から曲がっているものと真っ直ぐなのを後から曲げるものと2種類あるってことで感動。
丹下さんはデザインの崩れない曲がっている板を使うそうです。

それを隙間の全く無いピッタリのゲージを作って、さらに手作業で0.05mm以下の精度で機械を操り形にしてゆきます。
すげー!!

店頭でもセルフレームの兆番部分がたまにぐらついてしまうのを何度か見てましたけど、ここに使う部品もスリットが幾重にもある高価な部品を使うことでそれが出ないようにしているんですって!
特にテンプルと呼ばれるツルとフロントのつなぎ目の美しさを維持するにもそういう工夫が大事なんでしょう!

現場ではフィッティングをするためにガシガシ削っちゃってるんですけど、やっぱりそれってアレですかねぇと尋ねたんですが、それはいいし、そうしなければいけないモノ。だけどちょっと寂しいみたいに言っておられました・・・。

そりゃそうですよね・・・だから私は尚一層美しく削って仕上げられるようにならなきゃいけんと思いましたね!

そして丹下さんのこだわりは鼻パット部分でも!
普通は既成品のパットを貼り付けることが多いようですが、大きなブロックを貼り付けて一体化させて一つずつ削って仕上げていました。
それが独特の美しさと掛け心地のよさを生むんでしょう。

で、磨いて仕上げて行くわけですけど、本当にドロを使うんだって初めて見ました。
でドロの出身地とか・・・バフとバフ粉の正しい使い方とか・・・
終始「へ~」とか「ほ~」とかしか言えないワタクシでございました!

おら、バフモーターにスピードコントローラーつけちゃうもんね。

それからいろんなお話をきかせていただいたり、SSRを見せていただいたり、メガネ好きにはたまらないテーマパークのようでした!

いやー楽しかったっす。

そんなわけで、手作り「メタルフレーム」の兵井さんの工房と、手作り「セルフレーム」の丹下さんの工房を見学できました!

すごいいい旅になりました!

丹下さん、本当にありがとうございました!

今度はお酒とお肉で!!

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