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予約枠、2時間っていったい何をするの?⑥

こんばんは!プラオプ ハセガワです。

前回でいわゆる「測定」は終わったわけですが、次は何をするのか?

僕はココが一番大事だと思っています。

13.解説と装用テスト

測定用の枠を変えます。

これ

測定の時は軽くて中心を維持し易いんですけど小さなレンズを使っておりました。

でも実際の使用感を確認するには向いていません。

なので、おなじみのレンズに切り替えます。

左が測定用、右が使用感のテストで使っているレンズです。

そしてコレを掛けたまま、目の個性やお困り事の原因になっている可能性の部分の説明をします。

「近視」って割と分かりやすいですよね。(と思います)でも、「乱視」って言われた事がある、自分は「乱視」って分かっていても、その「乱視とはなにか?」を具体的に説明された事があって理解している方は多くありません。

これは僕ら専門家の責任だと思っています。

これ以外にも「遠視」「老視」の違いとか。

そういった持ってらっしゃる目の個性をご理解いただき、今なにをしなければいけないのか?どんな眼鏡を掛ける必要があるのか?矯正の必要性は?・・・などを使う御本人が理解しなければ問題の解決が出来ないと思うのです。

なぜなら、今までとは違う眼鏡になるという事は脳のいままでと違う情報を伝える事になりるし、目の使い方そのものを変化させるわけですから、単に今までの見え方のまま視力が上がったり、ラクになったり、立体感が感じられるようになったりはしないのです。

つまり「視界が変わる」のですが、ここで「違和感」だけを重視して修正を繰り返せば、結局行き着くところは「今までと同じ」になってしまうわけです。

なので「なぜこの見え方が必要なのか?」をご自身が目の特徴をよく理解すれば、問題解決に繋がるかもしれない眼鏡の変化にチャレンジしようとなると思うのです。

遠近両用がなぜ必要なのか?

便利だから

もちろんそれもありますが、遠くと近くを同時に見るといういわば当たり前の事を当たり前にできる事で少しでも生活の質を高いレベルで維持して欲しいからなのです。

人の目は柔軟です。

今までと変化した視界は当初「歪み」として感じるかもしれません。しかし、今まで掛けてきた眼鏡越しに見ている景色を「歪んでいる」と感じないとしたら、それは脳の補正が視界を正常に見せているわけですから、新しい「視界」も馴染んでしまう可能性はとても高いわけです。

しかし、妥協してボケた視界はいくら慣れたところでハッキリにはなりません。

特に今の遠近両用などに代表される高性能なレンズは、乱視の矯正をキッチリとしないと本来の性能は発揮されません。

なので、問題解決に導く可能性のある眼鏡を掛けていただく為に、それがなぜ必要なのか?をご自身が理解する事が眼鏡を掛けるモチベーションになると思うのです。

いろんな解説資料を用いたり・・・

パソコンで実際に作業していただいたり

ピアノを弾いていただいたり

リビングでテレビをみながら新聞をみたり、読書をしてみたり・・・・

そんな感じで見え心地や使用感を確認しながらお話をします。

プラオプ、実はココが長いです。

場合によっては30分お話している事もあります。

それでよければ、必要なレンズの御紹介をして終了です。

ここでだいたい20分くらい・・・

約1時間25分が経過いたしました・・・・

次回はいよいよフレーム選びですね!

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