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ゲーム用メガネを考える。③【e-Sports】

「e-Sports」と眼鏡

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ゲーム用メガネを考える。②【e-Sports】

こんばんは!プラオプ  ハセガワです。

ゲームを競技、プレーヤーをアスリートと考えたら視覚のパフォーマンスを最大に引き出さなければ勝利は得られません。

特にe-Sportsの場合、得られる情報は基本的には「目」と「耳」です。

だからこそ「乱視」の矯正は大変重要な基礎ですよと言うのが前回の内容でした。

そして常に一定の距離を見続けることになるのであれば、ピント調節機能の負担も考えなければなりませんし、両眼の視線合わせの負担も考えなければなりません。

単純に「力を使わなくて良い」状態にするのはかえって不具合を招く事が多いです。なぜなら人の目の仕組みに反するから。

近くを見る時はある程度の適切なピント調節と寄り目を行うのが人の目の仕組みです。

助けるべきは「自然に出来ている部分はそのままに、負担になっている部分をサポートする」事です。

なので、何がどれほど負担になっているのか?を考えてメガネに落とし込むわけですが、それは個人個人で大きく異なると言うわけです。

単に「ブルーライトカット率」がどうか?というレベルの話ではないわけです。

まずは「整え」それから付加機能として人よりもアドバンテージを得られる工夫を考えるのです。

ブルーライトカット

一般的に普及しているモニターはLEDバックライトの液晶モニターでしょう。

ゲームには特に高いリフレッシュレートと応答速度の液晶モニターが使われます。

RGBの三原色で色を表現するわけですが、LEDが光源のためその特性には逆らえません。つまり、三原色の中で「青」を強く出力しないと色合いを正しく表現できないので三原色の中では最もエネルギーの強い「青色光=ブルーライト」が沢山出力されています。

プラオプ ブログでも「ブルーライト」に関する記事はかなり掘り下げて書いているつもりなので、詳しくはそちらを見ていただくとして・・・

ブルーライトカットとは何だ?①

眩しさや視界のボヤけを引き起こす原因の一つにもなります(個人差があります)

それをカットするようなフィルターを目の前にかざして、明らかに「見え方がよくなる」ならばブルーライトの影響を受けている証拠です。

モニター側で色合いを調節する事でモニターから出る「ブルーライト」を減らす事ができます。それも大変有効でしょう。

しかし、自分では調節する事ができない環境や対象だったらどうでしょう?

つまり室内の照明や、太陽光線など。

そこから発する光にも当然「青色光=ブルーライト」は沢山含まれていますから、モニター以外からくる光に対しての対策をする事で、モニターそのものが見やすくなる事もあるわけです。

なのでその場合眼鏡に「ブルーライトカット」は有効でしょう。

しかし中には「眩しさは感じない」逆に「暗くなる」「色が変わって見えて違和感がある」などで向いていない目を持っているプレーヤーもいます。

つまり「個人差」もあると言う事です。

色彩を整える

プレイするゲームによって視認性が向上する色合いがあるようです。

例えばMOBA(マルチプレーヤー・オンライン・バトルアリーナ)であればパープル系の色でフィールド使われる「緑」や「黄色」を抑えて対象を浮き立たせる効果があったり。

格闘系では強いフラッシュライトから視界を奪われないようにブルーライトカット率の高くなるブラウン系の色が効果的だったり。

FPS(ファーストパーソン・シューター)であれば色彩を維持したままコントラストを上げる効果が期待できるように、グレー系の色にブルーライトカットを組み合わせたり。

そういった色による機能をメガネに組み込む事もプレイに有利に働くかもしれません。

モニター側でゲームの種類に応じたモードを持つものを使うのも有効でしょう。しかし、与えられた環境での戦いとなるとなかなかそうはいきません。

光を整える

爆発や閃光などの演出で、激しいく強い光を眩しく感じてしまう。

かといってモニターは暗くはできない。

そこで閃光のような眩しい光、光によって視界が白んでしまう眩しさというより、単純に光が強くてウッとなるような眩しさを和らげる・・・

そんな機能をメガネに付ける事ができます。

ただし感じるか?感じないか?は人それぞれ。

しかし「感じる」人はそもそも光の刺激に影響を受けやすい特性なのかもしれませんし、その場合非常に高い効果を発揮する場合がります。

これは「色」を付けるわけではないので暗くなったり色彩が変わって見えたりは基本的にしません。

光の「干渉」という現象を利用して強い光を柔らかな光に変えるコーティング技術です。

ようするに・・・

「視覚のパフォーマンスを最大に引き上げる」事はなにもゲーム用の眼鏡だから必要なのではありません。

「脳」がそれを求めているのに「それが得られない」が為にもがく事が「不具合」として現れているのだとすれば「脳が求める高い視覚パフォーマンス」を得られるように助ける事が不具合解決につながると考えれば、どんな用途であっても「高い視覚パフォーマンス」を実現する必要があるとも言えます。

その上で、眼鏡をかける事でより集中力が維持できたり高い視認性を確保したりできたらライバルとのアドバンテージになる事でしょう。

プラオプ ではそんな「ゲーミングレンズ」を用意しております。

上でご紹介した機能を全て組み合わせ、かつ「乱視」があっても斜めに画面を見た時でも鮮明に見えるようレンズを約1万箇所で評価して設計し製造する「フリーフォームテクノロジー」を搭載したスペシャルレンズです。

プラオプ 価格¥37,400(税込)〜です。

(フリーフォームではない普通の非球面レンズバージョンもあります。こちらは少しお求めやすいプラオプ 価格¥31,900(税込)です。)

次回はそんなゲーミンググラスの事例紹介です。

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