不同視の問題点②【がちゃめ】視線ずれ

こんにちは! プラオプ ハセガワです。

左右の視力が大きく違う「不同視」について書いております。

ちょっと間が開きましたが、前回は「不等像視:見えている物の大きさが違うこと」についてでしたが、今回は続きで「視線ずれ」について。

メガネのレンズは目と一緒に動かないので、目を動かすと視線がレンズを通る位置がかわります。

サングラスのように「度」の入っていないレンズでは、裸眼とそう変わった感じに見えませんが、度数が入っているメガネでは、景色が小さく見えたり(近視の場合)大きく見えたり(遠視の場合)しますが、度数が強くなればその変化は大きくなるわけです。

視線がずれるとは?

分かりやすく、近視だけについて説明すると(遠視は反対だと思ってください)小さく見えているということは、目をチョットずらしただけで、ブオーーンと視線が動くということです。

こんな感じで

上は「裸眼」下は「メガネ」

視線が下はクキンと曲がるので、木のてっぺんを見るには裸眼よりも目を少なく動かさないといけません。

さて、左右で視力が違って左右で度数が違う場合はどうなるか・・・
(上が右目で下が左目ってことで・・・)

上のように真っ直ぐ見ているときはいいとしても、木の上を見ようと思って視線を動かせば・・・

度数の強いほうがクッキンと曲がるので、上の図のように同じだけ目を上に向けても左目の視線はより上に向き、右目より左目のほうが木が下にあるように見えてしまいます。

だから(上が右目、下が左目ってことで・・・)

どちらかの目を縦に動かして視線を合わせる必要があります。

一件落着!

とは、いかないんです。

人の目の仕組みとして、左右の目を内側に寄せる動き=寄り目は比較的沢山できますし、自分の意思でそこそこコントロールすることが出来ます。

逆に目を外側に離す事、コレはなかなか難しい。というか基本的に自分の意思でそうするのは出来ないことです。内斜位があって、無意識に離し目をして視線を合わせるための余裕はあるのですが、それは基本的に寄り目よりも遥かに小さいです。

そして、左右の視線を上下バラバラに動かすなんて事はなおさらできないし、余裕は最も小さいので、物が2重に見えたり、とても強いストレスを感じてしまう事につながりやすいのです!

こんなふうに、左右の度数が大きく違うと左右の視線が揃わずに問題を引き起こす事があるのです。

じゃあ度数はそろえたほうがいいの?

左右の度数差がある。

病的な原因がなければ、これっていわば個性です。

さらに、目線のズレをどれだけ補えるか?

これにも当然個性があって個人差が大変大きいものです。

つまり、単に度数の差が大きいとしても・・・

「見ている物の大きさに差がある」
「視線がずれてしまう」

といった事が自分の力で十分にカバーできてしまう人だって沢山いるのです。

そういう個性を考えずに安易に度数の左右差を減らすような事をしてしまえば、左右の目が連動して一つの視覚をつくるというシステムのバランスを崩し、逆に違う問題を生み出してしまう事に繋がってしまう場合があります。

不同視による問題点を十分補う能力を持っているならば、左右で同じ仕事をさせる=視力を揃える(厳密にはちょっと違う意味ですが)ことが結果「楽になる」事はよくあります。

その辺はまた次回ということで・・・

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